冬
ニッポンの文化、職人の想い。
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畳の和らぎや ニッポンと話そう。
畳の和らぎや ニッポンと話そう。お弁当 はがまや
畳の和らぎや ニッポンと話そう。はがまや 大戸敏正さん

ニッポン的なモノを作る、あるいは、ニッポンを守り表現する…そんな人たちと、和らぎや店主、前田の対談企画です。第10 回は、大阪市中央区で「はがまや」というお弁当屋を営む大戸敏正さんにお話を伺いました。「はがまや」は羽釜で炊くごはんと、ヘルシーなメニューで特に女性に人気。行列と売り切れ必死の人気店です。

まいど! 大丈夫やで(お客さんに)。
途中こんな声が入るかもしれないですけど…

 
  あー、いや全然いいです。(お焦げのおにぎりを見て)ええ色ですね
畳の和らぎや 心躰(カラダ)がよろこぶお弁当 はがまや 代表 大戸敏正さん
お昼にこれ(羽釜)で炊いて、どうしても底にお焦げができるんです。でも、お焦げのある底の部分はお客様が入れてほしいて言われない限りは入れないんですよ。そうしたら、余るじゃないですか? 毎日10合近くです。廃棄するのももったいないので、いつも持って帰ってました。もー、家の冷蔵庫も一杯です。で、ある時お客さんに「ご飯ある?」って言われて…ほんなら「もー、もったいないから持って帰ってください」って言ったんです。そしたら、そのお客さんは毎日来てくれはるし、そやそや、おむすびにしようと思って。元々持って帰ってたようなやつやから、安くお出ししようと。そしたら意外とこれが好評になってしまって。
  ほーぉ、いいですねぇ。最後まで無駄なく…すばらしいです。えー、ところで、箸袋の裏なんですけど。
肉は牛肉を使わないとか、揚げ物を出さないとか、ですよね。
国産畳の和らぎや お弁当 はがまや 国産畳の和らぎや お弁当 はがまや
  そのあたりの話を少し聞きたいんですが…
あくまでこれは僕の考えなんですけど。食材っていうのは、日本人には日本人に合う食材があって、欧米人には欧米人に合った食材があると思うんです。例えば北欧では草木があんまり育たないのでビタミンとか少ない。でも基本的に健康なんです。ということは、その土地で獲れるモノに対して人間の身体が合うようにできてるんですよね…日本人は元々牛肉を食べる文化はなかった。鶏や豚は食べてたけど。牛肉は嗜好品でいいと思うんです。別に身体に悪いって言うわけじゃないんですけど、必要以上に摂るべきものではないと僕は思ってるんですね。
  日本の風土。DNA。畳と似ているような気がします。
そうですね。「食」っていうのはおなかを満たす部分もあれば、栄養の部分であったりとか、美味しいって感じる、脳が喜ぶっていう部分もあったりとか。そういう意味で言えば、牛肉は脳が喜ぶ部分でいいんじゃないかと。そんな毎日食べる必要もない。みなさん、けっこう好きじゃないですか? ということは、もしお昼にウチのお弁当で食べたとしてね、晩も食べはる場合が多いんじゃないかと。となると、1日2回。それやったウチであえて出さんでもええかなと。
  最初見た時は宗教的なものがあるのかなと思ってしまいました(笑)。
牛肉を食べたらおなか下す人っているんですよね。他の肉はあんまりないんですよ。霜降り食べておなか下したりとか。っていうことはその人の身体が拒否してるってことなんで。日本人のDNAです。
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  揚げ物を出さないのは?
我々みたいな弁当屋っていうのはどうしてもあまりコストをかけられないんで、油の回転率が悪くなるんです。揚げ物を始めると、同じ油を何日間か使わないといけない。油って使った尻から酸化していくので、それで揚げたものを出すと、身体の中に酸化したものを入れる、錆を入れているっていうのと同じになるんです。今の時代、抗酸化作用やどうやこうや言うて、身体を錆びさせない方向でみんなやろうやろうって言ってるのに、錆びたもんをウチが出すわけにはいかないでしょ。で、揚げ物は止めとこって。もちろん、カロリーの問題というのもあるんですけど。
 
  そんな話を聞くと、揚げ物、ちょっと恐くなってきますね…食材を決める時のポイントってあるんですか?

まず、食べて美味しい。これが一番です。で、もしコスト的に使えるんであれば、低農薬であったり無農薬であったりとかっていうのを。食べて美味しければ使いたい。なかには美味しくないのもありますんで(笑)。

 
  まず美味しいが来るんですね。理念にガチガチに縛られるんじゃなく、きちんとお客さんとつながる。生産者とつながる。お客さんと生産者がつながる。なんかね、つながっていって、つながっていって、結果的に理念が広がればいいなぁと思いますね。
どんな世界でもそうなんですけど、すごいまじめに一生懸命やってはる方って絶対いらっしゃるんですよ。で、そういう方々って、そういう方々に対して敏感でしょ。嗅覚というか「あ、この方絶対間違いない」とかあるじゃないですか。そんな人たちがずーっとつながってねぇ、やっていけたらすごいでしょうね。
 
  畳とお弁当っていうのはたぶん、DNA的にも、直面してる問題的にも似てるところがあって、「つながっていく」相性もいいように思います。これからもいろいろとよろしくお願いします。
あー、はい! 僕も畳、大好きなんで。
 
  ほんとに、今日はありがとうございました。
■はがまや
 
所在地: 大阪市中央区久太郎町1-9-6商栄ビル1F
 
営業時間: 午後11:30時〜売り切れ次第終了
 
定休日: 土・日・祝
 
TEL: 06-6268-8730
 
01: 西宮在住ONITETSUさん「一家に一鬼。」

02

和料理店ちょぼいち「粋なおもてなし。」
03: 100万人のキャンドルナイト in 東灘 実行委員代表ヒロさん  「ひと」と「ひと」がつながること。

04

新開地まちづくりNPOタウンマネージャー古田さん「1500円2本立てとそば焼き。」
06: 趣味で木のおもちゃを作る「スーパーおじいちゃん」山尾公一さん。「なぜだろうと思うこと。」
07: 和遊庵 さ栄き 佐伯正明さん「ケと、用の美。」
08: 【前編】北九州市立大学准教授森田洋先生「畳と、子どもの集中力」
【後編】北九州市立大学准教授森田洋先生「畳と カビ」

09

カフェ神戸 神戸阪急店店長 元川千鶴さん「ニッポンの嗅覚。」

11:

蕎麦「玄」店主 島ア 宏之さん「粉となかよく。」

12:

倉敷いぐさ今吉商店 今吉正行さん「伝承のための革新。」

13:

浅井木工所 浅井 恵一さん「生命とつきあう。」

14:

陶芸教室「和さび」金森かずみさん「味の出どころ。」
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