冬
ニッポンの文化、職人の想い。
国産畳の和らぎや 着色料を使わない。生産者を表示する。熊本県八代産の畳表
国産畳の和らぎや お電話でのお問い合わせは フリーダイヤル 0120-372-842
国産畳の和らぎや メールでのお問い合わせは
国産畳の和らぎや こちらから
 
国産畳の和らぎや 和らぎやと八代の畳表
国産畳の和らぎや 八代の五人
国産畳の和らぎや 八代レポート
国産畳の和らぎや 南さんのイグサ成長日記
国産畳の和らぎや 和らぎやの商品
国産畳の和らぎや お客様の声
国産畳の和らぎや 納入実績
国産畳の和らぎや 和らぎや活動レポート
和らぎやには畳の乾燥機があります。
 
国産畳の和らぎや 畳体感ギャラリーをご紹介します。
 
 
国産畳の和らぎや ニッポンと話そう。
 
前田畳製作所 ていねいに暮らすをたたみから。
 
全日本柔道連盟公認の前田畳製作所オリジナル柔道畳「三四郎」

ニッポンと話そう。神戸新開地まちづくりNPO

国産畳の和らぎや 紹介記事 国産畳の和らぎや FAQ 国産畳の和らぎや お問い合わせ 国産畳の和らぎや 会社概要 国産畳の和らぎや TOP
畳の和らぎや ニッポンと話そう。
畳の和らぎや ニッポンと話そう。新開地。1500円2本立てとそば焼き。
畳の和らぎや ニッポンと話そう。新開地。1500円2本立てとそば焼き。

ニッポン的なモノを作る、あるいは、ニッポンを守り表現する…そんな人たちと、和らぎや店主、前田の対談企画です。第4回は神戸・新開地まちづくりNPOのタウンマネージャーとして、新開地の活性化・まちづくりに尽力されている古田さんにお話を伺いました。
※ちなみに前田は、古田さんにはとてもお世話になっており、新開地音楽祭ではワークショップ「ミニ畳をつくろう」を、「アレ!新開地」という媒体では「畳一徹、前田さ〜ん」の連載を持たせていただいております。

  7、8年前の古田さんとの出会いは、衝撃的でした。暗くなってから突然私の会社に来て「ゴザ下さい」って言われたんですからね。 今思えば、いろんな企画を成功に導くために普通にされてたことだと思いますけど、あの時は正直引きました…(笑)
それはそれとして、今回のテーマは「新開地」です。私の畳ギャラリーも、新開地にあるわけなんですが…新開地らしさって何だと考えてますか?
国産畳の和らぎや 新開地まちづくりNPO 実践タウンマネージャー 古田さん

飲食店であっても娯楽施設であっても、だれか目利きがいて、その人が選んでいるからお客さんがついているっていう街。これがかつての日本の歓楽街とか繁華街の姿だったと思うんです。新開地もやはりそうかなと。例えば、わざわざ東灘区からパルシネマ(※1)へ映画を観にくる。これは、パルシネマのオーナーがしっかりと映画をセレクトしているからで…

  なるほど。目利きの存在ですか…
そうなんです。少し前に、三宮センター街の理事長をやってた人にお話を聞く機会があって…ボソッと言われたんです。「昔、新開地で商売してたんや。今は三宮でやってるけど、このセンター街ではワシがやりたい商売はやりにくくなってる…本当はテイラーをやりたいんや」と。
つまり、日本では一張羅の服を10年も20年も着こなすっていうおしゃれが乏しくって、最近になってようやく世の中が成熟しためか、男性がそういうことをしたいと思うようになってきた…そんな一張羅なおしゃれの仕方を提供したい…ってことらしいんです。でも、いわゆる三宮のような一等地では回転を求めないといけないからできない…で、いわくは「気持ちとしては新開地みたいなところでやってみたいんや。ほどほどに儲かればええから…」。先ほどの目利きを言い換えれば、自分の美意識、感覚みたいなもの。これを支持してくれるお客さんがいて、そこに自分がチャレンジしていく…そんな商売が可能で、それが魅力にもなっている。それが新開地らしさかなと。

  自分の美意識と、支持してくれるお客さん…目指しているのは、まさにそこです、私も。
前田さんの畳もそうだと思うんですけど、お客さんにヘコヘコしてものを売りつけるっていう感じじゃなくって、お客さんに、やりたいこととか、こうなるともっといいよね、って教えてあげるのが、本来の商売人の姿だと思うんですよね。そのことに対してお金をいただく…

  確かにそうですね、私のところはまだまだですけど、少し、先が見えてきましたよ。先が見えてきたっていうのはすごく大きい意味なんですけどね…。
えーっと、先ほどのパルシネマさんの話をもう少し聞きたいんですが。
実際にパルシネマにはお客さんが入るんですよね。わからない人は2本立てで1500円だからだろ、っていうんですよ。違うんです。1500円館はいっぱいあった…でも全部つぶれたんです。
そうじゃなくて、オーナーが自分がいいと思ったものを選んでいるから、しかも単に「いいと思ったもの」だけじゃなくって、ある程度支持されるものを選んでるんですよ。オーナーいわく「2本のうち一本は市場性があるもの、ただしそれは自分でちゃんとみて、見てほしいなって思うお客さんとちゃんとマッチングするものを選んでます。で、もう1本は全然知られていないというか、ギリシャとかでやっているような映画をはめこんだりしています」。
こんなことを続けていると、確実に「この映画館のファン」が増えていく…何の映画をやっているからではなくて、土曜日3時間あいたから、パルシネマに行こうっていうことになるわけですよ。

国産畳の和らぎや ニッポンと話そう。「アレッ!新開地」 国産畳の和らぎや ニッポンと話そう。新開地音楽祭のパンフレット
  拘りと市場性のバランス…聞けば簡単だけど、なかなか難しい。最後に、そのほかに、新開地らしい「目利き」「美意識」的な話があれば。

私たちが発行している「ザ・シンカイチ ツウ(※2)」っていう雑誌があるんですけど、そこで、黒いそば焼きが名物のお店(※3)を紹介してるんです。ただし、そば焼きの完成品がメインビジュアルじゃない。
このお店は日本そばを焼くんですが、日本そばはすごく水気を含んでいて、焼くのに技術がいる…当然、職人がいて…この道30年の職人さんです。あと、焦げるのでフライパンを何枚も用意しないといけない…フライパンが十何枚重なっているんです、実際に。これがメインビジュアル! 料理ではなくフライパン!
これでこの店のよさがわかるかわからないか、っていうのは非常に面白いと思うんです。ホットペッパーを毎日見て、宴会場所を探している人にはわからないですよね。

  「商品」じゃなくて「技術・拘り」ですね。で、それを読む側にも、ある種の「目利き」が試される。新開地の媒体として…

はい。そんなこんなで、新開地のコンセプト「B面の神戸」ってのもあるんです。なんか、コンセプトの話が最後になっちゃいましたが…(笑)

  私も「B面」の「目利き」のひとりになれるよう、これからも頑固にいきたいなと思います。 本日はどうもありがとうございました。
国産畳の和らぎや ニッポンと話そう。事務所風景 国産畳の和らぎや ニッポンと話そう。事務所のみなさん
 
※1 パルシネマしんこうえん/兵庫区新開地1-4-3/078-575-7879/ http://www.sam.hi-ho.ne.jp/dragonfly/
※2 ザ・シンカイチ ツウ/ 新開地のガイドマップといえる冊子。古田さんが制作にかかわっている。ちなみに無料配布されている。
※3 トシヤ/兵庫区新開地6-2-25/078-575-6658
 
 
▼古田さんのブログはこちら▼
01: 西宮在住ONITETSUさん「一家に一鬼。」

02

和料理店ちょぼいち「粋なおもてなし。」
03: 100万人のキャンドルナイト in 東灘 実行委員代表ヒロさん  「ひと」と「ひと」がつながること。
06: 趣味で木のおもちゃを作る「スーパーおじいちゃん」山尾公一さん。「なぜだろうと思うこと。」
07: 和遊庵 さ栄き 佐伯正明さん「ケと、用の美。」
08: 【前編】北九州市立大学准教授森田洋先生「畳と、子どもの集中力」
【後編】北九州市立大学准教授森田洋先生「畳と カビ」

09

カフェ神戸 神戸阪急店店長 元川千鶴さん「ニッポンの嗅覚。」

10

お弁当はがまや 代表 大戸敏正さん「食のDNA。」

11:

蕎麦「玄」店主 島ア 宏之さん「粉となかよく。」

12:

倉敷いぐさ今吉商店 今吉正行さん「伝承のための革新。」

13:

浅井木工所 浅井 恵一さん「生命とつきあう。」

14:

陶芸教室「和さび」金森かずみさん「味の出どころ。」
ニッポンと話そう。一覧へ
ページの先頭へ
国産畳の和らぎや リンクについて 国産畳の和らぎや リンク集 国産畳の和らぎや プライバシーポリシー
 
和らぎや