ニッポン的なモノを作る、あるいは、ニッポンを守り表現する…そんな人たちと、和らぎや店主、前田の対談企画です。今回は、創作和料理「ちょぼいち」の料理長である内河さん。案内された個室には国産畳ならではのいい香りが漂っていました。
由来は江戸時代のお座敷遊びのようです。 「粋な」とか「乙(おつ)な」っていう意味があるそうで、うちのオーナーが気に入ってつけたんです。畳のあるお座敷でお膳を前にして和食を食べるのもなかなか乙な感じかなあと。
お客様が興味をもたれそうだなっていう料理に関してはこういうふうに説明書きを置いておきます。素材の話、調理法の話、歴史的なうんちくまで・・・。
職人って呼ばれる世界にはすべて当てはまることやと思います。料理の世界でも、表(お客さんの前)に出てこなくて、中で作ってる職人っていうのは、俺の作った料理はすごいやろっていう、発想しかもってないんですよね。僕はそれではだめやと思うんです。お客さんと対話すれば、本当に自分の料理はこれでいいのか、なんて考えるきっかけになります。
汚れてしまうと、せっかくの和らぎやさんの畳の意味がなくなります。できる限り、我々でできるメンテナンスはしようかなと思っています。いいですね、イグサのにおいがする畳っていうのは。また定期的なプロのメンテナンスもよろしくお願いします!
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