冬
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ニッポンと話そう。100万人のキャンドルナイト in 東灘

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畳の和らぎや ニッポンと話そう。
畳の和らぎや ニッポンと話そう。100万人のキャンドルナイトin 東灘 「ひと」と「ひと」がつながること。
畳の和らぎや ニッポンと話そう。100万人のキャンドルナイトin 東灘 「ひと」と「ひと」がつながること。

ニッポン的なモノを作る、あるいは、ニッポンを守り表現する…そんな人たちと、和らぎや店主、前田の対談企画です。第3回は東灘で100万人のキャンドルナイトを主催しているヒロさんにお話を伺いました。

  前回のキャンドルナイトでは声をかけていただき、ありがとうございました。

こちらこそ「ミニ畳作り」を実施していただいて、感激でした。私もやらせていただきました。すごい面白かったです。あれ、ほとんどホンモノといっしょですよね。そういうのもいいなって。

国産畳の和らぎや 100万人のキャンドルナイトin 東灘 実行委員代表ヒロさん
  そう言ってもらえると、うれしいです。 さっそくなんですが、僕が常々思うことで…他人(ひと)に何かを伝えるってすごく難しい…そのあたりはどうですか? イベントをやってらっしゃる立場として。
確かに難しいです。 でも、私が思うのは、何かをいっしょにするのがいいんじゃないかなと。「ミニ畳作り」もそうですよね。心に残ります。参加する、しゃべる、手を動かすっていうのが大切なんじゃないでしょうか。 キャンドルナイトでいうと、キャンドル作りをしながら「なんで私たちがキャンドルナイトをしているか」とか、「(キャンドルナイトの主旨として)おうちでこういうことをしてほしい」とか、いろいろ話をして…そんなふうに「何かをいっしょにした」時が、自分でもちゃんと伝えられたっていう実感があります。 イベントが大きくなればなるほど、見るだけで終わっちゃうものになりがちだけど、できるだけ「いっしょに」の場を作りたいなって思います。「ひと」と「ひと」がつながる瞬間…今回もやりますよ、キャンドル作り!

  余談ですけど、和ろうそくの芯はイグサでできてるんです。
そうなんですか! じゃあイグサでやりましょうか。

  そのときは、ぜひ協力させてください…(笑) 「コレ」が何でできていて、どこで作られてるのか?を知るのは大事やと思うんですよね。生産者と消費者、まさに「ひと」と「ひと」がつながるってことだと思うんです。
確かにそうですね。 私もそうですが、今の子はモノがどうやってできてくるかっていうのはあんまり知らない。そういうのを見る機会も少ないし… でも、伝えていかなきゃ…って思うんです。 「ひと」と「ひと」のつながりの意味で言うと、お祭りなんかもいったん下火になったけど、最近、やり直そう!っていうことになっています。すごくイイことですよね。私の娘も、お祭りや地蔵盆、大好きです。

国産畳の和らぎや 「ひと」と「ひと」がつながること。 国産畳の和らぎや 「ひと」と「ひと」がつながること。 
  そうそう、僕の田舎でも、今頃になって相撲大会が始まったり。

あとは、お祭りだけじゃなく、日常の生活の中でもイイものは大事に受け継ぎたいな、と思っています。これも「ひと」と「ひと」がつながるってことだと思うんです。 例えば、私のお雛様だけど、娘にあげて。そうやって日本の行事や風習も自分がいいなと思ったものは、取り入れる、娘といっしょにやる。あとは、梅干の作り方を母から教わったり。お味噌もそうですね。これは母ではないですが、職人さんに教えてもらって。やってみたら意外に難しくなかったので、私の生活でも十分できるかなと。もちろんアマチュアレベルですが…。あとは、干し柿を作ったり、大根干したり…

  身近に、つながるヒントはたくさんあるってことですね。すごく勇気をもらったような気がします。 今日は、本当にありがとうございました。冬至の日のキャンドルナイト、楽しみにしています。
国産畳の和らぎや 「ひと」と「ひと」がつながること。 国産畳の和らぎや 「ひと」と「ひと」がつながること。
 
※取材協力:芦屋市呉川町’copo copo cafe
 
※100万人のキャンドルナイト
スローライフの運動のひとつ。2003年の夏至(同年6月22日)に第1回が行われ、以降夏至と冬至を中心とした期間の夜(日本時間20:00〜22:00)に行われ、日本各地でさまざまなイベントが行われる。以下は、公式HPより抜粋の「よびかけ文」。
でんきを消して、スローな夜を。
私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2008年の冬至の日、12月21日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。
2008年、12月21日、冬至の日。よる8時から10時。
でんきを消して、スローな夜を。 100万人のキャンドルナイト。
 
▼100万人のキャンドルナイト in 東灘 はこちら▼
100万人のキャンドルナイトin 東灘
 
 
▼子育て中のママさんへ。ヒロさんのブログはこちら▼
01: 西宮在住ONITETSUさん「一家に一鬼。」

02

和料理店ちょぼいち「粋なおもてなし。」

04

新開地まちづくりNPOタウンマネージャー古田さん「1500円2本立てとそば焼き。」
06: 趣味で木のおもちゃを作る「スーパーおじいちゃん」山尾公一さん。「なぜだろうと思うこと。」
07: 和遊庵 さ栄き 佐伯正明さん「ケと、用の美。」
08: 【前編】北九州市立大学准教授森田洋先生「畳と、子どもの集中力」
【後編】北九州市立大学准教授森田洋先生「畳と カビ」

09

カフェ神戸 神戸阪急店店長 元川千鶴さん「ニッポンの嗅覚。」

10

お弁当はがまや 代表 大戸敏正さん「食のDNA。」

11:

蕎麦「玄」店主 島ア 宏之さん「粉となかよく。」

12:

倉敷いぐさ今吉商店 今吉正行さん「伝承のための革新。」

13:

浅井木工所 浅井 恵一さん「生命とつきあう。」

14:

陶芸教室「和さび」金森かずみさん「味の出どころ。」
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