冬
ニッポンの文化、職人の想い。
国産畳の和らぎや 着色料を使わない。生産者を表示する。熊本県八代産の畳表
国産畳の和らぎや お電話でのお問い合わせは フリーダイヤル 0120-372-842
国産畳の和らぎや メールでのお問い合わせは
国産畳の和らぎや こちらから
 
国産畳の和らぎや 和らぎやと八代の畳表
国産畳の和らぎや 八代の五人
国産畳の和らぎや 八代レポート
国産畳の和らぎや 南さんのイグサ成長日記
国産畳の和らぎや 和らぎやの商品
国産畳の和らぎや お客様の声
国産畳の和らぎや 納入実績
国産畳の和らぎや 和らぎや活動レポート
和らぎやには畳の乾燥機があります。
 
国産畳の和らぎや 畳体感ギャラリーをご紹介します。
 
 
国産畳の和らぎや ニッポンと話そう。
 
前田畳製作所 ていねいに暮らすをたたみから。
 
全日本柔道連盟公認の前田畳製作所オリジナル柔道畳「三四郎」

熊本八代のい草(イグサ、いぐさ)農家・天津謙治

国産畳の和らぎや 紹介記事 国産畳の和らぎや FAQ 国産畳の和らぎや お問い合わせ 国産畳の和らぎや 会社概要 国産畳の和らぎや TOP
畳の和らぎや 八代の五人
畳の和らぎや 天津 謙治 銀河
畳の和らぎや 「銀河」と「太平洋」 天津 謙治
畳の和らぎや 2cmにかける想い
天津さんが作る表は2種類ある。一般的な織り方の表は「銀河」。拭いた表は白銀色に輝く。
 そして、縁なし目積(めせき)表の「太平洋」。目積というのは、目の中に一本の経糸を織り込んだ特別な織り方のことある。織り方が変わるということは織機も代わり、経費もかさむ。しかし「喜ばれるものを作るのは、いつもチャレンジ」と目を輝かせる。
 「表は、エンドユーザーである消費者にわたる前に屋を介する。だったら屋に気持ちよく仕事してもらわないと、消費者に表の良さは伝わらない」
畳の和らぎや 2cmにかける想い
 その思いは論より証拠。屋さんが仕事しやすいようにと「太平洋」の横幅は普通より2cm長く織られている。サービスというものをよく分かっているのだ。たかが2cm、されど2cm。その2cmは確実に屋さんを助けている。
 表の幅を太平洋のように広く。それで「太平洋」。天津さんの心も負けずに広い。
畳の和らぎや 毎年ひとつくらいはあまりできん子もいる
畳の和らぎや 毎年ひとつくらいはあまりできん子もいる
「5つの田たんぼを持っているが、毎年1つくらいはあまりできん子もいる」と、まるで我が子を語るかのように愛しそうに笑う。そして、中国産の表に押される現状を「イグサもさみしい思いをしている」と語る。天津さんはイグサと心を通わせる人だ。
 そんな天津さん、イグサ作りは「土作りが基本」という。田んぼの調査は毎年する。何の成分が足りないかを調べ、その足りない分だけを肥料で補う。
 農産物を考える時、特別な農法以外では肥料をまくものだというイメージがある。プランターや植木鉢にしてもそうだ。しかし天津さんはこう説明する。「なんでもかんでも肥料をやればいいってもんじゃない。必要なものを必要な分だけ与える。それが大事」。
 多くを与えれば良いわけではないのだ。不必要なことまで行う必要はないのである。シンプルだが、簡単なことではない。そのためには、相手の心に耳を傾けなくてはならないのだから。心の余裕と愛情深さが必要不可欠なのだ。
 天津さんのことを「鵜呑みにするのではなく、本当の意味で人の言うことを聞く人」と称する人がいた。多くに耳を傾け、自分に合わせて参考にするということだろう。自分自身においても、まさに「必要なものを、必要な分だけ」取り入れている聞き上手なのである。 
 「イグサ作りを辞めたいと思ったことはない」と天津さん。「イグサで始まり、イグサで終わる」と自身の人生を表現する。まだまだ、天津さんのチャレンジは終わらない。
(文:京田 真由子)
他の4人も見る
ページの先頭へ
国産畳の和らぎや リンクについて 国産畳の和らぎや リンク集 国産畳の和らぎや プライバシーポリシー
 
和らぎや